主婦の就職活動 自己PR欄はどう書く?4つの重要ポイントと具体例

主婦の就職
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就活を始めると、求人サイト登録の際や履歴書、職務経歴書など、自己PRを作成しなければいけない場面が多々あります。

「書く内容は何となくわかるけど、うまく書き進められない・・・」

「自己PRできる部分がみつからない・・・」

このように悩んでしまう人もいるのではないでしょうか。

著者は転職経験3回。現在は1歳の子どもを持つ正社員ワーママです。

私も初めはうまく自己PRを作れませんでしたが、何度も作成する中でコツをつかみ、納得のいくPRを作成することができるようになりました。

その経験をふまえ、この記事では、自己PR作成の重要なポイントと具体例を紹介します。

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自己PR作成の重要ポイントは4つ

重要なポイントは次の通りです。

  • 企業の求める人材に当てはまる自己PRになっているか
  • 採用後のイメージを伝えられているか
  • わかりやすく説明ができているか
  • 2~3パターン作成できているか

企業の求める人材に当てはまる自己PRになっているか

交渉成立

まず、自分の強みを考えるより先に、応募する企業の業種や職種に合わせて、必要とされるスキルを考えます。

どれほどすごいスキルを持っていても、企業の求めるものと一致していなければ、魅力的なPRポイントにはなりません。

必要とされるスキルを考えることで

「自分にとってのPRポイントは○○だけど、これって本当にPRになっているのかな。的外れなことを言っていないかな・・・」

と悩むこともなくなります。

必要とされるスキルを考える

建設業の事務職に応募するA子さんを例に考えてみましょう。

A子さん
A子さん

業種も職種も未経験。何をPRすればいいのかな

まず建設業の事務職に必要なスキルを考えてみます。

業種:建設業

必要なスキル

・無骨な職人ともやりとりできるコミュニケーション力

・工期が計画通りに進まない際のスケジュール調整力

職種:事務職

必要なスキル

・正確でスピーディーな事務処理能力

・社内で円滑に仕事を回すチームワーク力

必要なスキルを4点ピックアップしました。

必要なスキルと自分の強みがマッチするか考える

この中から、A子さんの強みになるものを選択します。

A子さん
A子さん

以前、飲食店のスタッフとして働いていた経験から考えると・・・

コミュニケーション力とチームワーク力を強みにできるかも!

強み:コミュニケーション力

紐付けられる飲食店スタッフ時代の経験

メニューのリニューアルに伴い、売り上げが下がってしまう問題が起きた。お客様との会話から、原因の一端はメニュー内容がわかりにくいことであると判明。店内の掲示メニューを写真付きのものに変更し、接客の際も丁寧な説明を心がけた結果、売り上げが上がった。この経験から、お客様と積極的にコミュニケーションを取り、ニーズを知ることの重要性を学んだ。

強み:チームワーク力

紐付けられる飲食店スタッフ時代の経験

繁忙時に食材の到着が遅れ、料理の提供に時間がかかるという問題が起きた。スタッフで連携を取り合い、食材到着まで役割分担して作業を行うことを決め、声を掛け合いながら仕事を進めた。その結果、大幅な遅延を回避することができた。その経験からチームで働くことの重要性を学んだ。

このように、応募する企業の業種、職種から必要とされるスキルを複数ピックアップし、その中から自分の経験したことなどをふまえ、強みにできるものを選択するようにしてください。

企業の求める人材とのミスマッチを防ぐことができます。

採用後のイメージを伝えられているか

採用後活躍する女性

自己PRの1番の目的は、就職後に活躍する人材であるとアピールすることです。

そのため、自己PRの最後には採用後のメリットを伝えましょう。

再度、建設業の事務職に応募するA子さんを例に考えてみましょう。

強み:コミュニケーション力

採用後のメリット

電話対応や、メール送付の際、顧客と積極的にコミュニケーションをとり、潜在的なニーズを聞き出す。会社内でその情報を共有し、売り上げアップに貢献することができる。

強み:チームワーク力

採用後のメリット

会社内で多くの人とつながりを持ち、連携して仕事を進める。その結果、業務が効率化し、生産性アップに貢献することができる。

このように、就職後は具体的にどんな行動をして、結果的にどんなメリットがあるかを伝えることで、採用の確率がアップします。

わかりやすく説明ができているか

説明する女性

次に重要なのは、わかりやすく説明ができているかという点です。

わかりやすい説明に重要なのは次の3点です。

  • 結論→根拠・具体例→結論の順番で展開する
  • 根拠・具体例では、自分の考え方や行動した内容に焦点を当てる
  • 具体的な数字を入れる

再び、建設業の事務職に応募するA子さんを例に考えてみましょう。

今までの内容をふまえ、自己PRを完成させていきます。

自己PR①

【結論】

私の強みはコミュニケーション力です。

【根拠・具体例】

私は以前、飲食店スタッフとして3年間働いた経験があります。その飲食店では、メニューのリニューアルに伴い、売り上げが下がってしまうという問題が起きました。私は普段からお客様との会話を大切にしており、100人以上と会話する中で、メニュー内容がわかりにくいとの声が多いことに気が付きました。そこで、社内で情報を共有し、店内の掲示メニューを写真付きのものに変更し、接客の際も丁寧な説明を心がけた結果、リニューアル前より売り上げを伸ばすことができました。この経験から、お客様と積極的にコミュニケーションを取り、ニーズを知ることの重要性を学びました。

【結論】

貴社におかれましても、このコミュニケーション力を活かし、顧客と積極的に交流することで、潜在的なニーズを把握し、売り上げアップに貢献していきたいと考えます。

 

自己PR②

【結論】

私の強みは、チームワークで周囲との連携を強化する力です。

【根拠・具体例】

私は以前、飲食店スタッフとして3年間働いた経験があります。その際、食材の到着が遅れ、料理の提供に時間がかかるという問題が起きました。少しでも早く提供できるよう、上司やスタッフで相談し合い、注文から料理の提供まで、通常の2倍の人数を割り当て分担して作業することに決めました。普段とは違う進め方のため、最初はうまく連携することができませんでしたが、積極的に声かけをして、滞っている部分がないか、全体をみながら仕事を進めました。その結果、効率よく進めることができるようになり、大幅な遅延を回避でき、クレームになることもありませんでした。この経験から、目標に向かい、チームで働くことの重要性を学びました。

【結論】

貴社におかれましても、多くの人とつながりを持ち、連携して仕事を進めることで、業務の効率化、生産性アップに貢献していきたいと考えます。

今回は仕事内容に焦点を当てて自己PR作成を行いました。

実績のある人は、積極的に実績もアピールするようにしましょう。

2~3パターン作成できているか

自己PRがワンパターンの場合、複数の企業に応募する際、求める人材にぴったり当てはまらない場合があります。また、提出書類と面接時の自己PRが被らないようにするためにも、2~3パターン以上作成しておくことをおすすめします。

まとめ

上記の方法で自己PRを作成すると、自分がどんな働き方をしたいのかもわかるようになり、就活の軸がしっかりします。面接での応用も利くようになるので、少し面倒ですが、しっかり作り込むようにしましょう。

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