子育てなどが理由で、専業主婦になり、その後しばらくして再就職を考える人は多いです。
久しぶりの仕事復帰を怖いと感じる人もいるでしょう。
でも、怖がらなくて大丈夫です!
この記事を読めば、仕事復帰を怖いと感じる理由とその解決策について知ることができます。
転職経験3回、現役ワーママのろばちゃんが、実体験もふまえて解説します。
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仕事復帰が怖いと感じる理由は1つだけ
主婦が仕事復帰を怖いと感じる理由は、実はたった1つだけです。
子どもがいる条件で働くことが初めての経験だから
この一言に尽きます。
具体的な悩みとしては
- 子育てと両立できるのか
- 未就学児をもつ主婦に就職先はあるのか
- どんな働き方を選べばいいのか
- 「子育て主婦に理解ある職場」に出会えるのか
いろいろでてくると思いますが、なぜこのような悩みがでるかというと
初めての経験だから なのです。
そもそも、子どもを産み育てること自体、学校で習ったこともなくマニュアルがあるわけでもありません。
母親は試行錯誤しながら、日々子育てに奮闘しています。
そんな中、さらに仕事もしようと言うのです。
子どもがいる条件での就活、就職、仕事の継続。
初めてだから、怖い、不安と感じるのは当然です。
しかし、初めてなので、わからないことや想像できないことも多く、悩んでいても解決することはできません。
やってみないと分からないから、悩むよりもまず行動すべきです。
行動することで、怖さや悩みが解消されていきます。
怖がらなくて大丈夫!子育て主婦の約76%はワーママ
厚生労働省による2022年「国民生活基礎調査」によると、18歳未満の子どもがいる世帯で、母が仕事をしている割合は75.7%(正規雇用の割合は40%、非正規雇用は48%、その他は12%)という結果でした。
つまり、子育て主婦の約76%はワーママです。
働き方は様々ですが、多くのママが、子育てと仕事を両立しています。
また、第一子出産後、約3割の女性が離職していますが、「女性全体の有職率(未婚女性を含む)」と、「子育て主婦のワーママの割合」がほぼ同じことから、出産で離職した人の多くが再就職し、ワーママになっていると推測されます。
子育て主婦の4人に1人はワーママ
出産離職した人の多くが再就職している
安心してください。
現代は、ワーママ=スタンダードなライフスタイルです。
自分に合った働き方を選択すれば、ワーママは働きやすい環境にあると言えます。
参考:2022年 国民生活基礎調査 令和3年「働く女性の実情」
仕事復帰が怖い・不安と感じた時の解決策
よくわからない、想像できない事態に直面した時、人間は怖い、不安と感じます。
つまり、なんとなくでもイメージができるようになり、行動して経験を積めば、その気持ちは解消されるのです。
仕事復帰に対する不安の解決策は次の通りです。
- 情報収集
- 自己分析
- 実際に行動する
ステップ①:情報収集
まずは、実際にワーママを経験している人の話を聞いたり、ワーママの就職動向を調べて、「ワーママになった自分」のイメージをつかみます。
情報収集の方法は、次の3つです。
- ワーママをしている先輩や友達のリアルな声を聞く
- ネットやSNSで体験談を見る
- 転職サイトのワーママ特集を見る→転職サイト『とらばーゆ』働くママ調査
ここでは、「ワーママになった自分」をなんとなくイメージできるようになればいいので、短期間で簡単に調べるだけで充分です。
正社員で働くメリットは大きいんだな
実際に働くと、こんな問題もあるんだな
ワーママの通勤時間はこれくらいなんだ
このように、情報を集めて、なんとなく働き方のイメージができたら、次のステップへ進みます。
調べれば大量の情報が無限に見つかりますが、ワーママのライフスタイルはあくまで人それぞれ。
どこまでいっても参考でしかありません。
また、ネガティブな情報に引っ張られて、モチベーションが下がってしまっては逆効果です。
この時点での情報収集には、時間を使いすぎないようにしましょう。
ステップ②:自己分析
だいたいのイメージがつかめたら、次は自己分析を行います。
どんな働き方をしたいのか
何にどれだけお金と時間を使いたいのか
どんなポリシーを持っているのか
どんな経験をしてきたのか
ここで、自分の価値観や経験を見直し、働く条件を考えます。
例:筆者の場合
このように、自己分析することで、自分がどんな働き方を望んでいるのかがわかります。
実際は、すべてを叶える会社に就職することは、難しい場合が多いです。
何か妥協しなければいけない、そんな時に、何を取捨選択するのか。
間違った判断をして後悔しないために、自己分析は必ず行い、自分軸を持つようにしてください。
ステップ③:実際に行動する
ステップ①②で、ワーママのリアルな生活を想像し、どんな働き方をしたいのか、ある程度明確になりました。
あとは行動するのみです。
具体的な行動の例は、次の通りです。
働いた場合の1日シミュレーションをしてみる
時短アイテムやサービスを利用してみる
転職エージェントに登録して相談してみる
働いた場合の1日シミュレーションをしてみる
ワーママの忙しさは、なんとなく想像はできても、実際に経験してみないと本当の大変さはわかりません。
そこで「働いた場合の1日シミュレーション」をしてみることをおすすめします。
例えば、正社員で働く場合、朝7時に家を出て、帰宅が18時半とします。
朝7時までに自分と子どもの支度をし、実際に家を出て、その後は、家事は一切せず18時半まで過ごします。
18時半から、帰宅後の家事をスタートし、子どもとお風呂、夕食、就寝までを行って、終了です。
可能であれば、5日間続けて検証すると、休日も含めた1週間の動きが見えるのでおすすめです。
シミュレーションを行った結果、どう感じたか、最低限の家事はこなせたか、疲労度はどれくらいかなどがわかるので、例えば、正社員かパートのどちらの雇用形態で働くかの判断材料にすることができます。
1日だけなら、明日からでも簡単にできるので、是非試してみてください。
時短アイテムやサービスを利用してみる
自動掃除機やネットスーパー、家事代行など、今は時短できる色々なアイテムやサービスがあります。
ワーママになって忙しい中、時短商品の購入を検討したり、サービスを探して新規登録したりするのは大変です。
今のうちに試してみることをおすすめします。
例えば、ルンバをレンタルしたり、ウーバーイーツを利用してみるなど、短期間や1回きりで試せるものもたくさんあります。
新しいサービスを試すのは楽しいですし、子育て中の息抜きにもなりますよ。
転職エージェントに登録して相談してみる
自分ひとりで進める就職活動は、デメリットが多く、採用までに時間がかかる確率も高くなってしまいます。
これらのデメリットを解決し、最短で採用を勝ち取るためには、プロの転職エージェント活用が必須です。
利用したことのない人の中には、敷居が高く感じてしまう人もいるかもしれません。
しかし、今や就職活動において転職エージェントの利用は当たり前です。
転職エージェントを含め、できるだけ多くのツールを利用して、効率的に就職活動を進めることが、就職成功の条件になります。
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まとめ
出産し、初めて母親になった時と同じく、子どもがいる条件で働く「ワーママ」になるのも、初めての経験で、怖い・不安な気持ちになるのは当然のことです。
少しの時間悩んだら、あとは行動することが、怖さの解消につながります。
楽しみながら、少しずつ新しい経験を積んでいきましょう。
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