未就学児をもつ主婦の方で、正社員で就職したいけれど、具体的にまず何から始めればいいのかわからない。そう悩まれている方もいるのではないでしょうか。
子どもの預け先を探す?求人検索?何か手続きをしてから・・・?
検索しても色々な方法が出てくるので、結局何から始めればいいのかわからなくなってしまいますよね。
著者は娘が1歳になったタイミングで就活を始め、現在は正社員として働く子育て主婦です。
その経験をふまえ、この記事では、正社員で就職したいと考えている、未就学児をもつ主婦が、就活開始までに何をするべきかを明確にお伝えします。
就活の入り口まで、迷わず進むことができるようになりますよ。
就活までにするべきことは2つ 求人サイト登録と子どもの預け先確保
就活開始前にするべきことは、次の2つです。
求人・就職支援サイトの登録
子どもの預け先確保
求人・就職支援サイトの登録
まず1番始めに、求人・就活支援サイトに登録しましょう。
理由は次の通りです。
- 希望する求人がどれだけあるか感覚をつかんでおくため
- 絶えず募集をかけている会社を把握するため
- 子どもの預け先を確保した後、すぐに就活を開始できるようにするため
希望する求人がどれだけあるか感覚をつかんでおく
希望する条件の求人が1件なのか、50件なのか。
その求人数によって、今後の方向性が大きくかわります。
求人が全くないなら、正社員就職は一旦やめて、まずはパートで働くほうが得策かもしれません。
反対に求人数が多ければ選択肢が広がるので、希望条件を追加できたり、子どもの預け先の条件を下げること(通園可能な距離を広げて探すなど)ができるかもしれません。
今後どう進めていくかを決めるために、1番始めにサイト登録をしておきましょう。
多くの求人と出会うためにも、サイトは1件ではなく複数登録することをおすすめします。
絶えず募集をかけている会社を把握する
2カ月~3か月と、長い期間求人サイトを見ていると、絶えず募集をかけている会社があることに気づきます。
そういった会社は要注意です。
採用しても、すぐに辞めてしまう、定着率の低い会社の可能性が高いです。
そういった会社を把握するためにも、早めにサイト登録しておきましょう。
子どもの預け先を確保した後、すぐに就活を開始できるようにする
条件のいい求人は、すぐに応募者が集まるので採用までが早く、1~2カ月で掲載終了してしまうことも多いです。
間に合わなかった・・・と後悔してからでは遅いのです。
また、子どもの預け先確保と並行して、エージェントを利用し、履歴書の作成を進めておけば、さらに就活をスピードアップできます。
就活は一期一会です。チャンスを逃さないよう準備しておきましょう。
おすすめ求人サイト・就職支援サイト
おすすめの求人サイト・就職支援サイトは次の通りです。
女性専用求人サイト「とらばーゆ」
サイトの特徴
- 子育て主婦の条件に合う地元企業の求人が多い
- 会社内の写真掲載などがあり、職場環境がイメージしやすい
- 掲載期間が1~4週間の企業が多く、採用までのスピードが早い
就職支援サイト「リクルートエージェント」
サイトの特徴
- キャリアアドバイザーが、面談(電話面談も可能)で向いている仕事や、強味を見つけてくれる
- 非公開求人も含めた多数の求人の中から最適な求人を紹介してくれる
- 職務経歴書や面接のアドバイスを行うだけでなく、キャリアアドバイザーからも企業にアピールしてもらえる
子どもの預け先確保
求人サイト登録の次に、子どもの預け先を確保します。
就活前に子どもの預け先を確保しなければいけない理由は2つです。
- 就活に専念するため
- 預け先を確保していないと、採用の確率が低くなるため
就活に専念するため
就活では求人検索や履歴書の作成など、集中して作業する時間が必要になります。
また、面接は急に日程や時間が決まるので、子どもの預け先が決まっていないと、都度探さなければいけなくなります。
就活に専念するためにも、子どもの預け先を確保する必要があるのです。
預け先を確保していないと、採用の確率が低くなるため
書類選考を無事通過し、面接まで進んだ際、子育て主婦は必ず
「お子さんの預け先は決まっていますか?」という質問をされます。
ここで、「就職が決まり次第、探します」と回答した場合、面接官はどう考えるでしょうか。
すぐにでも働いてほしいのに、待っていられないな・・・
預け先が決まらなくて働けないとなったら、またいちから募集をかけなきゃいけなくなる・・・
他の応募者もいるし、この人の採用は見送ろうかな・・・
ほとんどの面接官はこのように考え、不採用となる確率が高くなってしまいます。
面接官は、「短期間で、優秀な定着率の高い人材を確保すること」で会社からの評価を得ており、面接の際もその点を重視しています。
そのため、すぐに働けない人や辞めてしまう可能性のある人は、候補から外されてしまうのです。
時間と労力をかけ、せっかく面接まで進めたのに、この1点だけでチャンスを逃すのは本当にもったいないです。
就活前に、子どもの預け先は必ず確保しておきましょう。
子どもの預け先(保育園)確保のためのプロセス
正社員就職の場合、多くの人が子どもの預け先として保育園を選択します。
簡単に入園までのプロセスを紹介します。
- ハローワークに行き、求職者登録をする
- 役所へ行き、保育園の空き状況を確認する
- 空きのある保育園を見学する
- 希望の保育園に応募する
- 利用許可が下り、入園する(ならし保育後、就活開始)
保育園は地域によって空きが少ないことも多く、希望の園を利用できる確率は低いと考えてください。
後から転園希望を出すこともできるので、通える範囲内は全て候補に入れるという心構えでいるといいでしょう。
まとめ
今回は、未就学児をもつ主婦が、就活開始までに何をするべきかをお伝えしました。
求人・就職支援サイト登録と子どもの預け先確保。この2つを終わらせれば、いよいよ就活スタートです。
大変なことも多いですが、一歩一歩進んでいけば大丈夫です。一緒に頑張りましょう!
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